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8/17/2020

夢見る人

ずっと読み返してる「夢見る人」。
好きな作家のパム・ムニョスから辿りついたが、独創的な絵はなんとチェコのペテル(ピーター)・シス!訳も美しく、自分読み用、保管用、贈答用と3冊手もとに。
詩人の少年時代を描いた物語で森や海で宝物をひろっては想像を巡らす。
深緑の文字...こだわりがすごい。



★Amazonで購入ができます。
『夢見る人』 2,640円

3/27/2020

マルラゲットとオオカミ

一緒に絵本屋で働くMさんが入れていた一冊を見た瞬間、迷わず即購入。



オオカミの、この表情は...🐶やさしくて大すきなマルラゲットのためにがまんしています。オオカミのお世話をしたい、マルラゲットの、ちょっとまとはずれな優しさが、なんとも可愛い。




1931年にフランスで創刊され、半世紀以上にわたって愛されている名作絵本です。
おすすめ!

『マルラゲットとオオカミ』
文: マリー・コルモン 絵: ゲルダ・ミューラー 訳: ふしみ みさを
徳間書店

3/21/2020

うれしいさん かなしいさん


教文館で、ある一冊に出会ってしまった。
『うれしいさんかなしいさん』
うれしいさんが、次のページでかなしいさんに。そのまた次のページでうれしいさんに。くりかえして真ん中のページで、後ろのページからすすんできた、うれしいさんと合流。
真ん中の扉ページを広げると、うれしいさんでいっぱい!!
この本を手に入れて、うれしいさんになった私。

人へのプレゼントに良いでしょう。


『うれしいさん かなしいさん』
松岡 享子 (著) 東京子ども図書館

5/27/2018

『スロバキアのともだち はなとゆろ・おるすばんのぼうけん』出版

ブラチスラヴァ芸大の卒業制作、『Domáce dobrodružstvo(スロバキアのともだち はなとゆろ・おるすばんのぼうけん)』が日本(JULA出版局)で初出版されました。

『スロバキアのともだち はなとゆろ・おるすばんのぼうけん』JULA出版局

この絵本はスロバキアで大学時代、ベビーシッターのアルバイトをしていた時に、
その家のちびっこたちと一緒に遊んでいるうちに、自然と出来上がりました。

スロバキアは、豊かではありませんが、人々が素朴で、芸術が身近にある国でした。
街にはちいさい画廊が立ち並び、そこには大人だけでなく、子どもたちも気軽に通います。そして何かプレゼントをもらえる時には絵をもらうのです。

すぐちかくには、学校の帰りにお散歩できる森が広がり、おおきなドナウ川がどうどうと流れている。たまに運がいいと、川べりにいるビーバーや、森や街中で野良はりねずみに会える、そんな自然にめぐまれた美しいところでした。

テレビのある家も少なく、子どもたちの多くがギターを弾いたり、想像力を生かして遊びます。
わらべ歌をうたったり、身の回りのものをつかって、それはおもしろく、じょうずに遊ぶのです。

私はスロバキアの首都、ブラチスラヴァに3年間留学、滞在し、尊敬する版画家のドゥシャンカーライ氏のもとで版画と絵本の挿絵を学びました。
スロバキアでの生活は、日本で常識と教えられていたものが常識ではなく、私が幼いころから抱えていた疑問や問題を、少しずつ薄皮をはがしていくように、取り去っていってくれました。

自分の心に素直であること、思いやりとユーモアで生きること。大切な人・好きなものを常に意識し、感じること。耳をすまし、目をむけること。
わたしが心からの手をのばしてみると、スロバキアの友人たちからも心から手がのびてきて、がっしり握り返してもらえるような、見えない『手』のあたたかさを何度も感じました。

私は、スロバキアの人たちに教えてもらったこの『心の手』と、
何もないところから生み出す想像/創造の遊び。これを大学の集大成として、今の日本の子供たちにも絵本にして見せたいと思ったのです。

この絵本『スロバキアのともだち はなとゆろ・おるすばんのぼうけん』には、スロバキアの人々が日常的につかう呪文や、わらべうたがはいっていて、付録で楽譜がついており歌えるようになっています。
日本とはまた違った独特な音階の歌をマスターして、読み語りをすれば、お話がおわったとき、遠い国スロバキアの風を感じていただけるかと思います。

ちなみに、この絵本は2018年にスロバキアの最も美しい絵本賞(学生部門)を受賞しました。




スロバキア国際児童文学館(BIB)で開催された、受賞作品展

残念ながら、あまり知られておらず、書店に置かれているところが少ないのですが、私の知る限りでは、全国のジュンク堂様、貝の小鳥様、てんしん書房様、京都のBALビルの丸善様、絵本のこたち様、絵本屋きんだあらんど様(たまにこちらで働いています。)で絵本を販売してくださっています。(他にございましたら、ぜひお知らせください。)香川県と沖縄の書店にたくさん置いて頂いているという情報も?図書館でも置いて頂いているところがあるようですので、よかったらお手にとってみてくださいね。

最後に、この絵本にでてくる主人公のはなちゃんと、お兄ちゃんのゆろくん。彼らの名前はスロバキア人の名前です。名前をつけるとき、日本にもある名前を、と考えたのですが、「はな」はすぐ決まったものの、男の子の名前は、ミハエルやヨゼフ、マルティンなど、あいにく日本にはなさそうなものばかり。一番まだあるかもしれない「ゆろ」(スロバキアでは、ユライの愛称がユロです。)に決まったのでした。

でも、展示をしていると、実際に「ゆろ」くんという名前の男の子のおばあさんが購入してくださったりも!全国の「ゆろ」くんを探したいところです。


▼『スロバキアのともだち・はなとゆろ おるすばんのぼうけん』
JULA出版局 (読み語り・日本語版) 



▼『Domáce dobrodružstvo』(読み語り・スロバキア語版)




▼『おるすばんのぼうけん』にでてくるわらべ歌
楽譜の一覧はこちら!
ぜひみんなで歌って、スロバキアの風を感じてくださいね。



『スロバキアのともだち・はなとゆろ -おるすばんのぼうけん-』
JULA出版局 1,400円+税
Amazonでご購入いただけます。